エロラノベのレーベルで、恐らく店で見かける可能性の高いものは「美少女文庫」「二次元ドリーム文庫」だと思うのですが、この2つは実はいうと出版にあたっての方針が結構違ってるように個人的には見受けられます。この2レーベルについて初めての人向けに解説をばと思います。
両者とも値段は1冊700円程度で、毎月中旬ごろに平均3冊の新刊をリリースしています。また、初期の作品には両レーベルともに鬼畜モノ・陵辱モノもあり美少女文庫のかつてのキャッチコピーは「萌えと鬼畜を追求した新ジャンル」だったりもしたのですが、最近の作品はどちらもダークな色は排除されているといっていいと思います。
■美少女文庫
<特徴>
1冊300ページほど。
ヒロインは2,3人が普通。あらすじ的にはヒロイン達が順々に主人公にアプローチをかけていってひと悶着あったりしながらも最後は大円団という具合。シリーズものがいくつかあり、いずれも人気作といっていいでしょう。以下に追記しておきます。
舞台は大抵の場合、日本です。二次元ドリーム文庫と比べると心理描写や日常会話など日常的な要素を含んでいる割合が高めなので、とりあえずこのジャンルを買ってみたいと思っている人にはこちらをお勧めします。
<作家>
・青橋由高(「メイドなります」シリーズ、「彼女」シリーズ)
・わかつきひかる(「My」シリーズ)
・みかづき紅月(「サムライガール」シリーズ)
・上原りょう
・七海ユウリ 他
<絵師>
・みやま零
・ポチ加藤
・志水なおたか
・しなのゆら
・YUKIRIN
・神無月ねむ 他
■二次元ドリーム文庫
1冊250ページほど。
ヒロインは4人くらいが平均といったところ。設定がパラレルワールド的なものが多く、また舞台は異世界である場合が多い。単発作品がほとんどで、続編が出るケースは稀。ただし、竹内けんの「ハーレム」シリーズは10タイトルで12月の新刊を含めると11タイトルになり、エロラノベのシリーズモノとしては最多(同じ世界観を共有している二次元ドリームノベルズ刊行のタイトルを含めると16タイトル)
美少女文庫と比較するとページ数が少ないわりに、エロテキストの内容が濃いのでぶっちゃけ実用的ですが、クセのある擬音になれていない人にはちょっと好みが別れるかもしれない場合があります。エロエロを求めるならこちらを勧めたいところ。
<作家>
・竹内けん
・山本沙姫
・空蝉
・神楽陽子
・真慈真雄 他
<絵師>
・神保玉蘭
・かん奈
・龍牙翔
・SAIPACo.
・シコルスキー
・しなのゆら 他
とまぁこんな具合です。絵師についてはゲスト的な場合もあります。今月の新刊だと美少女文庫で、てぃんくる が担当しているものがあります(3年半ぶり)。過去には、白猫参謀(つよきす)、あかざ(遊撃警艦パドベセル)、七瀬葵(ぷちモン)などといった方が。
また、一部のお店では美少女文庫の販促用に描き下ろしポストカードが配られている場合があり、購入するともらうことができます。
購入に際してのポイントですが、とりあえずは新刊のうちよさそうなものを買ってみるというのがいいかもしれません。また、定期的に「美少女文庫フェア」が開催されて人気タイトルがセットで入荷してる場合がありますのでそこから選んでみるのもいいかもしれません。美少女文庫も二次元ドリーム文庫も公式サイト内で試し読みができますのでそこから興味のあるものをみつけてみるのもいいかもしれません。大手のアニメショップでもすべてそろっているとは限りませんし。
あと楽しみ方については、文字をひたすら追っていくというのはなかなか難しいと思う人も少なくないと思います。頭の中で挿絵になってるヒロインを動かしたり声をつけたりといった妄想力がいるかもしれません。これができるようになれば、頭の中でセリフを好きな声優の声に変換して脳内再生させることだってできるわけです(これは普通のライトノベルでもいえるかもしれませんが)。
「このツンデレは青山ゆかりで」
「このロリは北都南かな〜」
「お姉さんキャラは一色ヒカルをあてよう」
みたいな具合で。楽しみ方がマスターできればエロゲよりもエロマンガよりも安価で密度のある作品群とよべるはずです。
最後にいくつかおすすめ書いておきます。
・あねらぶ 〜彼女は三姉妹〜
美少女文庫の典型的なパターンだと思います。
3人ともいい姉妹なんですよ。
・My妹
・My姉
著:わかつきひかる、挿絵:みやま零の人気シリーズより、姉属性持ちにも妹属性持ちにも楽しんでもらえるように一緒に掲載。エロラノベとしては珍しく1作品1ヒロインなのが特徴でプチ調教気味なストーリー展開です。エロラノベでは珍しく重版されていて姉が2刷、妹はなんと4刷。
・ハーレムキャッスル
竹内けんのハーレムシリーズの初陣の作品。このシリーズを読み進めていくとどんどん世界が広がっていきます。この作品でクーデターが起きるのですが、このクーデターを起こした将軍の息子が別のシリーズ作品の主人公になっていたりといった具合です。興味があれば全10冊制覇に挑戦してみてください。
・スク水メイドぱらだいす
属性をくっつけてやりたい放題!というか、あまり現実的でないほうが作品の幅も広がるっていうわけで・・・まぁ個人的な趣味の問題(ぉぃ
なにっ!なんだこの萌え萌えしたのは!
鬼畜をだせ!陵辱をだせ!な人がいたら先にも述べましたが初期の作品をぜひ。
・聖ルシフェル学院 お嬢様裁判
今となっては考えられない、美少女文庫発陵辱モノ。
初心者や陵辱モノがだめな人には絶対オススメしません。通な人には手にとってもらいたいです。
実はいうとこの作品が私の初めてのエロラノベだったわけなんですが、中身は特に見ることなく表紙買いでして、陵辱モノが苦手な私は全部読み終わったあとものすごくグッタリしました。泣きました。とにかく玄人向けです。同じ北都凛の作品にWish テニス部の果実がありますが、こちらの挿絵が鬼ノ仁でマンガもついているという豪華っぷりだったりもしますのでそちらも付け加えておきましょう。
・ムチむちメイド姫織
二次元ドリーム文庫は当初は二次元ドリームノベルズの文庫版的な扱いだったのかもしれせんが、ダークな作品がけっこうあったようです。タイトルに気をとられて買ったこの作品も中盤までは主人公とイチャイチャ前回でしたが終盤にえらい展開が待ってまして大変驚いた作品でした。玄人向けにおすすめするにはちょっと生っちょろいかもしれませんが、一例ということでひとつ。
あ、それと私が去年の8月時点で持ってるエロラノベを撮影してニコニコにアップしたりしてます。10冊ほどゲームノベルが入ってますがあのときで90冊で今が160冊・・・この1年で70冊も買ってるのか自分w
■美少女文庫
<特徴>
1冊300ページほど。
ヒロインは2,3人が普通。あらすじ的にはヒロイン達が順々に主人公にアプローチをかけていってひと悶着あったりしながらも最後は大円団という具合。シリーズものがいくつかあり、いずれも人気作といっていいでしょう。以下に追記しておきます。
舞台は大抵の場合、日本です。二次元ドリーム文庫と比べると心理描写や日常会話など日常的な要素を含んでいる割合が高めなので、とりあえずこのジャンルを買ってみたいと思っている人にはこちらをお勧めします。
<作家>
・青橋由高(「メイドなります」シリーズ、「彼女」シリーズ)
・わかつきひかる(「My」シリーズ)
・みかづき紅月(「サムライガール」シリーズ)
・上原りょう
・七海ユウリ 他
<絵師>
・みやま零
・ポチ加藤
・志水なおたか
・しなのゆら
・YUKIRIN
・神無月ねむ 他
■二次元ドリーム文庫
1冊250ページほど。
ヒロインは4人くらいが平均といったところ。設定がパラレルワールド的なものが多く、また舞台は異世界である場合が多い。単発作品がほとんどで、続編が出るケースは稀。ただし、竹内けんの「ハーレム」シリーズは10タイトルで12月の新刊を含めると11タイトルになり、エロラノベのシリーズモノとしては最多(同じ世界観を共有している二次元ドリームノベルズ刊行のタイトルを含めると16タイトル)
美少女文庫と比較するとページ数が少ないわりに、エロテキストの内容が濃いのでぶっちゃけ実用的ですが、クセのある擬音になれていない人にはちょっと好みが別れるかもしれない場合があります。エロエロを求めるならこちらを勧めたいところ。
<作家>
・竹内けん
・山本沙姫
・空蝉
・神楽陽子
・真慈真雄 他
<絵師>
・神保玉蘭
・かん奈
・龍牙翔
・SAIPACo.
・シコルスキー
・しなのゆら 他
とまぁこんな具合です。絵師についてはゲスト的な場合もあります。今月の新刊だと美少女文庫で、てぃんくる が担当しているものがあります(3年半ぶり)。過去には、白猫参謀(つよきす)、あかざ(遊撃警艦パドベセル)、七瀬葵(ぷちモン)などといった方が。
また、一部のお店では美少女文庫の販促用に描き下ろしポストカードが配られている場合があり、購入するともらうことができます。
購入に際してのポイントですが、とりあえずは新刊のうちよさそうなものを買ってみるというのがいいかもしれません。また、定期的に「美少女文庫フェア」が開催されて人気タイトルがセットで入荷してる場合がありますのでそこから選んでみるのもいいかもしれません。美少女文庫も二次元ドリーム文庫も公式サイト内で試し読みができますのでそこから興味のあるものをみつけてみるのもいいかもしれません。大手のアニメショップでもすべてそろっているとは限りませんし。
あと楽しみ方については、文字をひたすら追っていくというのはなかなか難しいと思う人も少なくないと思います。頭の中で挿絵になってるヒロインを動かしたり声をつけたりといった妄想力がいるかもしれません。これができるようになれば、頭の中でセリフを好きな声優の声に変換して脳内再生させることだってできるわけです(これは普通のライトノベルでもいえるかもしれませんが)。
「このツンデレは青山ゆかりで」
「このロリは北都南かな〜」
「お姉さんキャラは一色ヒカルをあてよう」
みたいな具合で。楽しみ方がマスターできればエロゲよりもエロマンガよりも安価で密度のある作品群とよべるはずです。
最後にいくつかおすすめ書いておきます。
・あねらぶ 〜彼女は三姉妹〜
美少女文庫の典型的なパターンだと思います。
3人ともいい姉妹なんですよ。
・My妹
・My姉
著:わかつきひかる、挿絵:みやま零の人気シリーズより、姉属性持ちにも妹属性持ちにも楽しんでもらえるように一緒に掲載。エロラノベとしては珍しく1作品1ヒロインなのが特徴でプチ調教気味なストーリー展開です。エロラノベでは珍しく重版されていて姉が2刷、妹はなんと4刷。
・ハーレムキャッスル
竹内けんのハーレムシリーズの初陣の作品。このシリーズを読み進めていくとどんどん世界が広がっていきます。この作品でクーデターが起きるのですが、このクーデターを起こした将軍の息子が別のシリーズ作品の主人公になっていたりといった具合です。興味があれば全10冊制覇に挑戦してみてください。
・スク水メイドぱらだいす
属性をくっつけてやりたい放題!というか、あまり現実的でないほうが作品の幅も広がるっていうわけで・・・まぁ個人的な趣味の問題(ぉぃ
なにっ!なんだこの萌え萌えしたのは!
鬼畜をだせ!陵辱をだせ!な人がいたら先にも述べましたが初期の作品をぜひ。
・聖ルシフェル学院 お嬢様裁判
今となっては考えられない、美少女文庫発陵辱モノ。
初心者や陵辱モノがだめな人には絶対オススメしません。通な人には手にとってもらいたいです。
実はいうとこの作品が私の初めてのエロラノベだったわけなんですが、中身は特に見ることなく表紙買いでして、陵辱モノが苦手な私は全部読み終わったあとものすごくグッタリしました。泣きました。とにかく玄人向けです。同じ北都凛の作品にWish テニス部の果実がありますが、こちらの挿絵が鬼ノ仁でマンガもついているという豪華っぷりだったりもしますのでそちらも付け加えておきましょう。
・ムチむちメイド姫織
二次元ドリーム文庫は当初は二次元ドリームノベルズの文庫版的な扱いだったのかもしれせんが、ダークな作品がけっこうあったようです。タイトルに気をとられて買ったこの作品も中盤までは主人公とイチャイチャ前回でしたが終盤にえらい展開が待ってまして大変驚いた作品でした。玄人向けにおすすめするにはちょっと生っちょろいかもしれませんが、一例ということでひとつ。
あ、それと私が去年の8月時点で持ってるエロラノベを撮影してニコニコにアップしたりしてます。10冊ほどゲームノベルが入ってますがあのときで90冊で今が160冊・・・この1年で70冊も買ってるのか自分w