今月の電撃文庫の新刊は13タイトルが刊行されています。

・メグとセロン 2
・狼と香辛料 8
・ラッキーチャンス! 3
・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5
・DRAGONBUSTER 1
・ダブルブリッド 10
・タロットのご主人様。 4
・ウェスタディアの双星 2
・藤堂家はカミガカリ 2
・きみと歩くひだまりを 2
・烙印の紋章 たそがれの星に竜は吼える
・いつか、こいまち!
・ななついろ★ドロップスPure!! 2

今日紹介するのはこの中で、読みきりものになっている、長谷川昌史「いつか、こいまち!」です。
田舎に転校してきた主人公・一之瀬真哉と、隣の席の女の子で実は言うと「恋の神様」だというヒロイン・香野甘楽を中心としたほのぼのラブコメです。



このスク水着てるのがヒロインの甘楽ですが、これは別に普段のコスチュームというわけでは決して無いわけでして・・・彼女、貧乏なんですね。で、食料がほしいから川で魚を獲るんだとそう言っている構図だったりするわけなのですが(^^;

一番印象に残ってるのは甘楽が常に腹すかせてたことかなぁ(ぉぃ

魚とってみたり、きのこ摘んでみたりと野性味溢れる恋の神様ですw




ちなみにこのカラーのイラストは巻頭にいくつかあるのですが、



こんなセクシーな温泉ショットもあったりします。
真ん中の泉奈はこの物語で結構キーな人物だと個人的には思いますね。


「恋の神様」甘楽は今年中にあと一組のカップルを成立させなければ神様の資格(それも最低ランク)を剥奪されてしまうことになっていて、カップル成立のために真哉とひと悶着ありながらも、はたしてカップルを成立なるか?!というお話です。この話で、恋が成就する「紙飛行機」というものがよく出てくるのですが、これがどう使われてどういう結末になるか、これも作中の大事なポイントですね。

結構意外な結末でしたし、おもしろかったので興味がわいた方は是非是非手に取っていただければと思います!