転勤して店長になって1ヶ月経ちました。
ようやくですが諸々慣れてきたところです…イロイロ大変だぁ。


そういえば、ツイッターのほうは「萌特化書店長」にこっそり名前変えてたりしますがブログはこのまましばらくは萌特化書店員でいっかなーとも思ってますのでこのままいきますね。カエルのイロイロめんどくさいし

そんな今日このごろですが、今日は電撃文庫の新刊が出てたので買ってきました。

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ガンズ・アンド・マジック ―黒き鎧と幼き女王―[AA](長田信織)をご紹介。
ちなみに著者が現役書店員とのことでして。

突然変異で大量に発生した「魔獣」と戦うために作られた「強化された兵士」たる”アーガス”である、本作の主人公・レンは、とある作戦行動中に爆発に巻き込まれ、気づくと見知らぬ風景に飛ばされていて、そこは異世界ながらも同じくして「魔獣」と戦う世界。魔獣に襲われていた一団から魔獣を排除したことからその一団にいた亡国の女王に興味をもたれて行動をともにするようになります。

もたらされた情報の中にある新たなる魔獣の存在、レンと似た格好をした『化け物』の正体…
レンたちは魔獣共の兵糧攻めから村を救えるのか〜。という感じのお話です。

まぁこのレンって子はとにかく強化されまくった上に外骨格のスーツを着た上に脳に別個でAIまで埋め込まれてるというチートにチートをかさねるようなことをされてましてね、埋め込まれたAIたる"ミネルヴァ"はスーツのヘルメットを介して会話できたりします。強化されまくってるので自我に乏しい主人公ですが、ここという時に決めることのできるかっこいいやつですな。

終盤になるとレンは『化け物』と退治をすることになりますが、メインのヒロインたる王女・イーリスもまた、兵の先導に立って旗を振るう勇ましさを、近衛騎士のアリシアとともに見せてくれます。丁寧に話がつくられてますが、伏線っぽいものや、ヴァルカ王国を打ち滅ぼした者達の背後に見え隠れするものといった謎もありますので、今後の展開にも期待したいところですね。