【ギルメモ】「愛しい対象の護り方」ソフマップ3つめの店舗特典が「絵皿」に

21時過ぎにローソン行ってみたんですが、今回のけいおん!フェアってお菓子だけじゃないんですね。なんかいろいろ準備してました。けどあくまで準備中の状態だったので、とくに何か買うわけでもなく帰ってきました。もっとも、ギルの自宅から一番近いコンビニがローソンであり10kmほど離れてますので、無理して行きたいわけでもないのでギルの頭から「ローソンのけいおん!フェア」の言葉はすでに霞んでるというのが正直なところです(^^;

さて、昨夜「穢翼のユースティア」を全部終わらせました。ここのところ新作のエロゲを買ってもなかなかフルコンプすることができていなかったのですが、この作品はひさしぶりにのめりこむことのできる作品でした。簡単にいうと仕事から帰ってきてひたすらゲーム進めて「なっ・・・AM5時だとっ?!朝から仕事だぞ?!!」というパターンがどちらかというとよくあったのですが、そうなってしまうくらい面白かったですよ。

『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。


ネタバレ含むので以下大丈夫な人のみ

しかしこのタイトルが発表されてからしばらく、というかかなり最近までは「オーガストらしくないコンセプトだなぁ」という風に思ってたんですよね。明るい雰囲気の作品を作るメーカーだと思ってましたので、ダークとはいわなくてもグレーな感じの作風でリリースするという印象ですし、ここ最近はメディア化展開もしてましたからその線で今回も行くだろうと思っていたんですけれども、それも今回は無さそうな感が。

実はギルは製品買うまで事前にほとんど情報に触れること無くプレイしはじめたんですけれどもカイムとジークの「兄弟」の意味合いがわかったときの衝撃は非常に大きいものがありました。これは新たなオーガストを見れそうだなと。ご存知のとおりルートの分岐についても大筋のシナリオからティア以外のヒロインの個別エンドが枝分かれしていて最終的にティアのルートに行き着いて完結という流れも驚きました。色んな意味でこれまでに無かったオーガストでした。

でも、それだから新鮮味もありましたし、意欲作ではあったと思います。ただ、オーガストの作品として私がすすめるなら「2番目にプレイする作品」じゃないかなと思います。けよりなとかフォアテリみたいな明るめな雰囲気の作品を先にやってからユースティアをやらせてみるとオーガストの幅の広さというか懐の深さのようなものが感じられるんじゃないかなと。まぁでも「娼婦館(リリウム)」とか「身請け」とかいう言葉がよく出てくる割になんだかんだでメインのヒロインはみんな処女だったところを見るにおさえるところはおさえているなとw

メインのヒロインではフィオネが一番印象に残りました。なんのかんのでメインの話で一番目立ってたのはフィオネだと思いますし。羽狩りの仕事に使命感を持って職にあたりながらも、兄を討ち取り、羽狩りの現実を知りその意味を喪失しながらも新たな生きる意味を見出していく力強さに思わず涙が・・・

サブキャラはやっぱりメルトさんかな・・・ヴィノレタが崩壊で落っこちた時はあまりにも突然過ぎて私も画面越しにボーッとしてしまいました。メルトさんとヴィノレタは序盤から話のキーの中心に居ましたし、後半になると崩落以後「メルト」「ヴィノレタ」が一種合言葉のように出てきましたので、この話では無くてはならない存在だったと思います。カイムやリリウム、不蝕金鎖それぞれの日常であたりまえだったところがある日突然欠ける、だからこそ物語を進めるうえで受けたショックも大きかったんだろうとそう思います。

最終的にティアは何になったんだろうか、と思うのですが「大地の母」となったと勝手に思っているのですが、このフィナーレののちにノーヴァス・アイテルがどのように変わっていくのかというのがすごく気になるんだけど、ここで終わってしまってるんですよね。このあたりの後日談が何かしらの形で発表されたら嬉しいなと思います。

仄暗さをはらみながらも、のめりこめる面白さがありました。
オーガスト作品に触れたことのある人ならプレイして損はしないと思います。