花と乙女に祝福を花と乙女に祝福を

昨日13日に体験版の公開が始まりました、新規ブランドensembleのデビュー作「花と乙女に祝福を」。病気の妹に代わって女学園に女装して通うことになった兄が主人公で隠れて目立たないように学園生活を過ごそうという目論みは見事に外れて目立つ存在になってしまいました・・・さてどうなる?!っていうあらすじですけども、体験版としてはなかなか興味をそそられる具合で、とりあえず購入確定です。

【以降ネタバレあり注意】






さっそくプレイ開始するもいきなり女装するシーンから始まって思わず紅茶吹きかけましたけども、途中までは声以外はたしかに男っぽいなって感じがしてるんです。ところが、終わってみると・・・

「よし、これで完成!もうどこからどうみても女の子ね♪」

・・・おんどりゃ変わりすぎじゃwwww

一気に女の子になった・・・これは言わずにはいられないじゃないかこんなに可愛い子が女の子のはずない!(お約束ですが とまぁ彰の晶子への変わり具合はもうそりゃ噴出しそうなほどの具合です。そんでもって事の成り行きがまぁ、「今年も留年しそうなら学校辞める」と言い出した妹を助けようと自発的に・・・ではなく、両親が「おまえそっくりだよな〜」「あら、ここに晶子関連のもの一式♪」とかいうベタベタな漫才しだしてやむを得ず(イヤイヤというほどではないけど)女装をするハメになったという予想斜め上な展開にいろいろ吹いた。あっれー、こんなテンションのないようなのかい?(いやそういうわけじゃないけど

これまでの女装主人公モノもなんらかの理由で通わざるを得ない状況というものが設定されていましたが、今回のように成り代わりでっていう設定が他の女装主人公よりも潜入の難度を上げているわけですが、プレイしていくとこの設定がうまく利用できてるなというのが感じられました。序盤で晶子の親友である都と志鶴に会いますが、そのうち都には早くも初日であっさりバレます。やはり兄妹とはいえ他人のフリをするというのはどんなに練習してもフリしかできないということでしょうね。というか本人「がんばらなきゃ」と言ってる割には結構テキトーというか行き当たりばったりだなーと思うんですが、これが性格ゆえの押しの弱さからくるツメの甘さなのか、どんぶり勘定的な頭やや固めの男の行動パターンゆえなのか。それで都とはギクシャクするんですけども、個人的にはCV風音様だったせいもあって、このギクシャクした関係は尾をひいてそのうちに段々とデレていくというのを想像してたんですが、この妄想は数十分後には簡単に打ち砕かれました。まぁこれはこれでいいんですけども。

もう一人の親友・志鶴はみやびんがとてもおしとやかな声出してるのにちょっとビックリ(いや、LaBの奏やラジオの素の声くらいしか知らなかったもので・・・)しましたけどもこれはツボかもしれない・・・また作中、「何を考えてるかわからない」読めない感じの人物なのかなという風な印象です。見たとおり生粋のお嬢様・・・のはず!ただ、過去に晶子(本物)が都に彰のことを喋っているということは志鶴にも彰のことを話している可能性が高く、また志鶴の仕草から勘ぐってしまうとどうもすでに志鶴は晶子の正体気づいてるような気がします。更衣室でおっぱい揉む揉まないの話くらいから暗雲がたちこめていたのかもしれないですね。

そして、晶子の学園生活を180度変えてしまうことになる張本人・聖佳(CVゆかり様)はプライドの高い名家のお嬢様で生徒会長。しかし生徒会は聖佳が無意識のうちに他の役員をまいらせてしまって次々辞めていった結果、聖佳と薫のふたりだけという事態になっています。晶子はその一端を目撃してしまい、聖佳にそれを指摘したりしてしまったせいでちょっと目を付けられちゃって生徒会の仕事を頼まれることになるわけですが・・・

もうひとりの生徒会役員である薫は、晶子もそうですが3年生。このふたりは押しの強そうなお姉さんキャラだろうと思いますし、薫はとくにその具合が高いというのがHPのキャラ説明みてもうかがえます。個人的にはかなり期待しております。なんでかって、CVのかわしまりの的にいえば「プリマ☆ステラ」悠さんを責め責めにした感じだと思うわけですよ。もうたまらんですばい。ギャラリーの昨日追加分のうちの1枚も参照ください。もうどう見てもSなお姉さま確定です。

えー、あと他に1年生の祈と眞弥子がいますが体験版では登場しません。この2人は今後の情報などでの詳細を待つことになるでしょう。

「生徒会のお手伝い」をすることになったはずの晶子なんですが、聖佳と祈の真意を知ることなく引き受けたそのお仕事は生徒会行事(学園最大のイベント)の実行委員長。この実行委員長のポジション、実はいうと「この席についたらあんた来年生徒会長決定ね」なポジションだったのです。

女装がばれないようにひっそり過ごすつもりだった晶子には想定外の事態。加えて来年はといえば予定であればもう晶子は「本当の晶子」に戻っているわけでその本人が知らぬままことが運んでしまったのです。さて、これからどうなることか・・・

というところで体験版は終了です。
今後どうなるかが気になる終わり方だったので非常に楽しみになりました。やはり体験版というのは「買うか迷ってるユーザーをいかに引き付けるか」を考える上で非常に強力なツールであり運用次第では注目度が一気に変わるもんだなと思いますよ。少なくとも私はこの体験版で4月の決戦に当確が出せました。来月の発売が楽しみです。

ただ、ひとつだけ気になる点が。
キャラクターのページを見る限り、メインのヒロインは個別のTOPの枠の大きさから考えて6人(各学年2人ずつ)と見るのが順当だと思うんですけども・・・誰か「サブでした」なんてこと・・・ないですよね?ね?(特に眞弥子だけ2段目というのが気にかかる・・・でも差分絵が眞弥子にあって3年2人には無いっていうのを考えるとやはりメインのヒロイン6人で間違いないですよねきっと。)

花と乙女に祝福を花と乙女に祝福を