4日に発売になりました、ライバルコミックスの葵さまがイかせてアゲル 1巻[AA](作:水兵きき)の紹介です。自称天才霊媒師のヒロインと、彼女に弟子入りした"霊が見えて霊の心が読める"能力を持つ主人公のコンビでちょっとエッチな霊の成仏の連続なお話。
月刊少年ライバル創刊当初から連載の続いているこの作品もようやく単行本のリリースまで来ました。創刊時の少年ライバルは冒険モノとか「燃え」系の作品が多くて、そんなラインナップの中で一際異彩を放っていた数少ない「萌え」ジャンルのタイトルでしたのでその後本誌の購入をしていなくてもこの作品だけは覚えていたりしたんですけどね。

で、ヒロインの葵は主人公の優太に「私は偉大な霊媒師よ!」と言ってるのですが、実はいうと除霊のために自分に憑依させた霊を制御することができない半人前の霊媒師。そうとは知らずに弟子入りをした優太が、葵が霊に憑依されてコントロールできずに霊の意のままにされている状態で、霊が何をしたいのかを汲み取って(なし崩し的にですが)それを実行して霊を成仏させるというのが毎回のあらすじです。

ただ、出てくる霊の望むことは「優太と遊ぶ(犬の霊)」「下着を褒めてもらう(下着の霊)」「アツアツ新婚さんカップルっぽいことをする(新婚さんに憧れる女の子の霊)」「制服を着る(もんぺ着た銅像の女の子の霊)」などなど、どう考えてもそのうちエッチな展開になりかねないようなフラグたちまくりな霊たちなので、葵の意図することなくあんなことになったりこんなことになったりしてます。

葵さまランジェリーフェスティバル
(注:下着の霊に憑依されてます)

葵さまおっぱいスポンジ奉仕
(注:新婚さんに憧れてる霊に憑依されてます)

葵さまと静養霊媒師の蓮花で酒池肉林
(注:美術のデッサン用銅像の霊に憑依されてます)


ちなみに巻末に、下書き段階で編集担当からNGくらってお蔵入りになったスケッチが収録されているのでこれを見れば少年ライバルのエロへのギリギリのラインを見ることができそうです。回が重なるにつれてエロチックな質が向上していると思うので、編集担当のギリギリOKラインを見極めてもっとギリギリを攻めていっていただきタイっ!(ぉぃ