少年ガンガン7月号 「人が殺せるほど、ぶ厚い」
(アキバblog)

兼ねてから「人が殺せるほど分厚い」と話題なることのあるガンガンの分厚さは、売場の人間としては一度に積める冊数が少なくなって裏に在庫が溜まるのであまり喜ばしくなかったりするんですが、実はいうと場合によってはガンガンより分厚くなるやっかいな雑誌があります。


・・・気づいたあなたは腐ry?


キーワードは「りなちゃ」



「りなちゃ」はお店では月末から翌月頭あたりに店で飛び交う一種の隠語みたいなものなんですが、「りぼん」「なかよし」「ちゃお」の少女マンガ誌3誌をまとめて呼ぶのに使ってます。

雑誌単体としては普通の厚さなんですが、付録として付く「おまけ」がこれがまた店員を悩ませるのですねぇ。あえていうなら「りなちゃ」のほかにも「マーガレット」「少女コミック」なんかもあるんですけどね。

たとえば、昔あった例だと

小冊子+コンパクトミラー

とかね。
これを本誌に挟んで輪ゴムで十字に留めて品出ししますけど、その際に分厚さがガンガンの厚さを超えることもしばしば。さらに形がいびつになるせいで平済みするのにバランス感覚と勘がいるんですよねこれ。

で、うまく積んだかと思うと日本独特の「1コ下の商品を取る」によって積み上げたのがザザーっていってしまってね、お客さんシカトこいてレジへ


Ω ΩΩ<ナ、ナンダッテー


まぁぐちゃぐちゃになったのを片付けるのを整理するのも店員の仕事のひとつですけどね、それ以前に常識的なマナーは守ってもらいたいものですね。現状維持くらいは。


そんなこといったら少年誌だってフィギュアとかつくじゃないかといわれそうですが、少年誌は少女誌の足元にも及ばないですよ。

積んだ冊子を図式化すると・・・










うん、これそっくりだわw


今日現在も「りなちゃ」との格闘は続いてます・・・