トリック オア トリートメント?

気づけば今日は10月最終日です。
今日はこれといってネタは書かないのですが、
10月中の書店的に気になったことを列記しておきたいと思います。


HUNTER×HUNTER 新刊入荷⇒翌日完売

これは凄かった。
読者のこれまで待ち続けたフラストレーションが一気に発散されていくがごとく入荷と同時にポカポカ売れていき、翌日の夕方には完売してました。
実はいうと発売数日前に自店の入荷予定数を見ながら後輩と「これ、少ないよね」「はい、絶対即完売ですね」なんていう話をしてました(※)が、ホントにあっという間に売り切れてしまったわけで、これをどこに対して嘆けばいいのか悶絶する日々を過ごしたのは10月上旬ですか・・・ホントに時が早く流れますorz

(※)通常人気タイトルであれば支店全体で5番目くらいの入荷量はあるんですが、今回は10番目くらいと減数されてました。

週刊フライデー、記事の不備により突如休刊

時津風部屋問題の写真が間違っていたためにフライデーの通常号が休刊になったというのを覚えてますでしょうか?私たちもとても驚きましたよこれは。
テレビがこぞって「前代未聞、記事の不備でフライデー休刊」と大きく報道してくれたおかげで店頭での大きな混乱はありませんでした(一応店長名義でお詫びの貼り紙は出しましたけどね)が、もし発表の日にちが一日でも違ったらもう少し大事になってたかもしれません。ギリギリのところでした(汗

その翌週に通常よりも多めにフライデーが入荷したんですが、
これがもう見事にサッパリ売れずorz

最近の週刊誌の売上不振の一端を垣間見た出来事でもありました。


■ティーンズ向けの女性誌、過激な内容に自主回収

これは私のお店内での話しなんですが、中学生向けの女性月刊誌をふと立ち読みした同僚(女性)が、「これは店として売るべきではない」と指摘して自主的に返品したということがありました。

その中身というのが、「手軽なお小遣いの稼ぎ方」といったような記事に援助交際や未成年の風俗勤務を助長するような内容が含まれていたためです。

この判断は間違って無いと思いますが、出版する側ももう少し自重していただきたいと思います。子供の人生に関わることですから。


コミックパピポ、12月号で休刊

これはつい最近の話ですね。
もう十何年出てたような雑誌が消えるというのはどのようなジャンルであれ悲しい話です。お客様に「休刊なんですよ」とお伝えするのが心苦しいかぎりです。パピポの代替誌(と思われる)コミックレボリューションは今後も続くようですので名残惜しい方はそちらをお求めになってはいかがでしょうか。



というわけで今月気になったのはこんなところですかね。

来月は早々に「ジャンプスクエア」が創刊しますし、
下旬には電撃の付録メインな雑誌が2誌も創刊になります。

雑誌の売り上げが減少しているとはいえ、創刊する雑誌もまだ結構ある今日のごろです。