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今日はナゴヤドームに行ってきました。私は年に一度オープン戦にはかならず足を運ぶようにしています。開幕の近いこの時期を選んで必ず行っているわけですが、先の東日本大地震に伴う開催の是非に関する議論がフロント間、とりわけリーグ間で、さらに選手会とも意見が異なる異常事態、行き着く先はご覧の有様というこのグダグダっぷりは一体何なんだろうと思わずにはいられません。まぁ個人的に言えばもっと現実的な路線を模索すればいいんじゃないだろうかと思うんですけどね!!

んで、地下鉄降りていつものドラゴンズロードからドームに続く道を行くとドーム手前に哀悼幕が。そして1番ゲートの横では募金箱も設置されていました。チャリティー試合になると予め告知されていましたので、私は用意していた1000円札を入れてきました。お札を募金するなんて初めてなんですが、そうさせるほどの未曽有の災害です。募金していく方、本当に多かったです。

で、自分の席について気がついたことがいくつか。

・照明は通常の7割ほどの点灯率(節電でしょう)
・各選手、喪章をつけてます
・応援団も見当たらない
・いつもよりもチームユニを着た観客が圧倒的に少ない

まぁ完全に自制モードが働いています。で、試合開始前に突然太鼓の音が。実はいうと1塁外野スタンドには少数ですが応援団の方が居ました。でも試合中に太鼓が鳴らされることは当然ながらありませんでした。「太鼓は鳴らせないが応援はしてるよ」ということなのかな。当然ながら旗とかも一切ありませんでしたし。

そして開始前に1分間の黙祷。観客、選手、ドーム内にいるすべての人が被災地に哀悼の意を表します。


<カシャカシャカシャ



・・・。



<カシャッ カシャカシャカシャ



取材のカメラの連中のシャッター音が反響してるんですが!

黙祷後、私の周りも「カメラうざいねー」の声多数でした。
この人達は、同じ人種なんだろうかと疑うレベルで。

スポーツ新聞とか普通の新聞とか関係ないよね、もうタブロイド紙のパパラッチ並にひどいわこいつらと思いました。

試合は応援のラッパや太鼓が一切なかったので、とても静かな展開でした。一方でなんかこう球場の一体感みたいなものを感じることも出来てとても新鮮でした。

試合は広島が1-3で勝利。一番盛り上がったのは広島・前田(智)が代打でコールされたときだったのはここだけの話。

両チームともほぼベストメンバーでしたが、いかんせん中日打線の淡白なこと。ヒットの数まで節電しなくていいのよ?


とまぁこんな感じです。ここ最近の沈みがちだった気持ちも、球音を聞いて、選手の一生懸命さを見て、ちょっと勇気をもらえました。スポーツってこういうことだと思います。フロントが何とか、そういうことじゃ無いんですよ。少なくとも私は、そこで試合を見て、そして元気をもらいました。今日、セとパで開催の意見が別れたまま二つの方針が決まってしまいました。特に選手会とセ・リーグの意見の隔たりが大きいのが気になります。電力不足などの問題もあります。このままの開催でいいのかという不安も無いわけがない。

ただ、やるからには、一生懸命頑張ってほしい。

今日、一生懸命頑張ってた選手を見て、私が励まされたように

開幕して、一生懸命頑張る選手を見て、皆が励まされる。

これは間違い無いと思うのです。

選手の皆さん。いろいろ思うことはあると思います。

でも、催される限りは、一生懸命頑張って、

がむしゃらに球を追って、その姿を皆に見せてあげて欲しい。

全力で一塁まで駆け抜けて、全力で守備位置まで向かって、

その背中を見て、私たちはたくさんの勇気をもらえると思うのです。

それができるのが、フィールドに居るプレイヤーなんだよ!

今日、あえて球場に赴いて、改めてそれを感じました。